OmniGraffle 5
「Mac OS X用のマインドマップソフトを考える」からの続き。
試用レビュー4本目はMac OS X用の実用ソフト系では定評のあるOmni社のダイアグラム・ソフトウェア「OmniGraffle 5」。スタンダード版が99.95ドル,プロフェッショナル版が199.95ドル。
Omni関係では,OmniOutlinerとOmniFocusを使っていて,直感的な操作性を備えているという印象有り。
ただ,このOmniGraffleはマインドマップ用のソフトとして作られているわけではなく,マインドマップも作れるよという感じ。
自分の用途にあえば,マインドマップ専用ソフトではなくとも構わないので,そのあたりを含め,スタンダード版の試用開始。
項目追加は画面クリックでは出来ず。
んーどうやるんだこれ,と試しているうち,子項目の入力は書類の左側をアウトライン表示にして,そこから項目をどんどん入力していき,次に各項目をドラッグして入れ込むやり方が一番早そう。
画面上の各項目を選択ドラッグして,別の項目に入れることは出来ず。この時点でちょっとNGかな。んー,やはりドロー/作画ソフトとしての機能が優先ですね。マインドマップは作れないこと無いけど,手書きとか他のソフトで完成させた後に,ちゃんとした清書をしたいときにはいいと思います。
しかしながら,各項目オブジェクトのデザイン的には試したソフトの中で一番美しい。
ドラッグしたときには,回りのオブジェクトの位置で揃えられるガイドも出てくる。
おっと,ツリー表示を切り替えていたらクラッシュ…。
残念ですが,マインドマップ用途としては適してない感じでした。
綺麗な組織図とかチャートを作りたいときの選択肢としてはナイスだと思います。
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