HPがwebOSのオープンソース化を発表〜さらなる革新を継続する。
12/9早朝,webOSオールハンドミーティングの席上で,長らくアナウンスが待たれていたwebOS戦略についてが明らかになりました。
HPの社長兼CEOである,Meg Whitman氏は以下のように述べ,webOSをオープンソース化することで革新的なwebOSとオープンソース・コミュニティの開発パワーにより,さらに革新を進めるとしています。
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同時に,HPはwebOSのアクティブな開発とサポートを継続することも表明しています。
革新的なwebOSプラットフォームとオープンソース・コミュニティの開発パワーが組み合わせることで,次世代のデバイス用のアプリケーションとウェブサービスを飛躍的に強化することが可能となり,webOSは全てのウェブ・アプリケーション・エコシステムにいくつもの利益をもたらすことになるとしています。
デベロッパーにとってはアプリケーション開発に,標準的なウェブテクノロジーを使う事が出来るようになり,一つのスタックがマルチプラットフォーム対応となります。
デバイス製造メーカーにとっては,一つのウェブ・セントリック・プラットフォームを複数のデバイスで走らせることの出来る製品を提供出来ます。その結果,エンド・ユーザーは速さ,夢中になるユーザー体験という利益を得られます。
HPはオープンソース・ライセンスの元,webOSの基本的なコードを用意し,デベロッパー,パートナー,HPエンジニア,,他のハードウェア製造メーカーがそれらを利用して,進行中の強化と新しいバージョンを市場に提供出来るようになります。
HPはオープンソース・コミュニティとともに,オペレーティング理念の元,オープンソース・プロジェクト契約を明確にする作業を後押しします。
また,HPはwebOS用アプリケーションフレームワークである「ENYO」も近い将来に寄与する予定としています。
本日より,デベロッパー,カスタマーはHP webOS Developer Blogで意見や提案を送ることが出来ます。
(PalmFan.com 12/10に掲載された記事を元にしたエントリーです。その後の続報などはPalmFan.comに追加されます。)
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